
祈りの奉納演奏進捗状況
59:相模國一之宮 寒川神社
60:丹波國一之宮 出雲大神宮
近江一番
多賀大社 能舞殿
正式奉納演奏は、行けば誰でもできるというものではなく、事前に神社仏閣様にご連絡するのはもちろん、またご縁のある方からのご紹介などによってご意向を受けて調整を行います。奉納趣意書を提出し、宮司様や住職様の許可を頂き、日程を決めます。
神社仏閣様の意向によっては、時に、一度現地にあいさつに行って面談が必要な場合もあります。その上で具体的なスケジュールを決めて、当日の段取りなど綿密な調整を行い、前日までに器材を現地に送り、または持ち込み、当日までに現地に入り、麻の衣装に着替えをして、身を清め、玉串や奉納品を納め、ボウルの準備をして、祝詞奏上など行う正式参拝の後、謹んで神前にて奉納演奏ができるのです。
そして終わったら器材の撤収配送を行い、着替え、お礼を申し上げ、やっと帰路に就けるのです。北海道であっても、四国、九州、沖縄であっても基本的に行うことは同じです。なので、すべての神社様に行って簡単に奉納演奏ができるわけでもありませんし、計画した順番通りに行けるものでもありません。正式奉納は、ささっとお参りに行って境内で鳴らして帰ってくるような簡易な形ではないため、計画を実施するのも非常に手間がかかることがお判りいただけると思います。またその土地土地でサポート頂ける皆様の多大なご支援と尽力の賜物として、ご神縁が結ばれるのです。
※一部、神社仏閣様や宮司様住職様の意向により奉納などは一切受けないという独自の取り決めのある神社仏閣様もあります。そのような場合は残念ですが、奉納プロジェクトの対象外となります。
※「龍音シンギングボウル」のフルセットは22個のシンギングボウルによって構成されておりすべて金属製のため その重量は約30kg近くになるので運搬も大変です。
このプロジェクトが一人でも多くの方の心に届き、また、神様や仏様にも、祈りを音にのせて思いを循環させることができればうれしく思います。
ここまでお読みいただき
少しでもご理解いただけたのなら
嬉しい限りです。
これまで「一期一会」を大切に
全国の神社仏閣を廻って来ました。
目に見える世界で頑張って
行動を起こすことはもちろん大切ですが
私たちが住むこの世界の半分は
目に見えない世界に支えられています。
それは神仏の世界と言っても良いかもしれません。
私も最初はただ無心に音を届けたいと思っていましたが
ある時から、見えない世界が
確実にあるのだということを教えられました。
私たち人間はもともと遠い昔から
見えない世界に祈ることを知っていました。
今もDNAがそれを覚えているのです。
例えば、あなたの大切な人に
もし何か予期せぬ危険が突然迫ったら
その時、あなたはどうするでしょうか?
そのような時、多くの方がきっと
天を仰ぎ、天に向かって祈り
無意識に手を合わせることでしょう。
しかし、文明が発達してだんだん豊かになり
与えられることが当たり前になり、満たされ過ぎて
私たち人間は「本当に大切なものは何か」を
忘れてしまったのかもしれません。
古い良き時代の祈りのこころを思い出し
すべてのモノ、コトに感謝する気持ちをもって
生きる必要があるのではないでしょうか。
だからこそ私はこのプロジェクトの
必要性をお伝えしたいのです。
誰かのために祈れば、行動を起こせば
廻りまわって最終的に自分のところに戻って来ます。
なぜなら、すべてはエネルギーだからです。
ひとりひとりの「祈りの力」が集まれば
世界は変革できます。
その力が 今 必要なのです。
大きなことはできなくても、
壁を1ミリでも動かそうとすることが
大切なのではないでしょうか。
私はずっとそう信じて
自ら動くことに焦点を当てています。
このプロジェクトを通して、
祈りを音にのせて、宇宙に音を届け、地球を癒し、
日本という素晴らしい国に生まれた誇りを持ち
今この時から、子供たちの明るい未来へ
祈りのバトンを受け渡す一役を担って頂けたら
これ以上の喜びはありません。
ご縁に感謝いたします。